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猫を飼っていると、幸せのハードルってこんなに低かったっけ?って思ったりしませんか? ふと目が覚めると私の顔の真横で寝ていてぬくもりが気持ち良かったり。 ソファで寛いでいると膝の上に乗ってきたり。 私を見つめて喉をゴロゴロ鳴らして来たり。 そんな時、無性に幸せを感じてしまいます。 それがたとえ全力で肛門を顔に押し付けられていても、読んでいる本が読めなくても、ただ餌が欲しいだけだったとしても…!

 

知り合いの女の子は一人暮らしの部屋で猫を飼っているのですが、その猫がべたべたと甘えん坊で、どこへ行ってもついてくるそうです。 トイレや風呂は出待ちされるし、寝ている隙にこっそり移動しようものなら起きた猫がニャオニャオ抗議するとか。 個性的でおもしろい子ですね( ´艸`) 家の中にストーカーがいて、ウザいけど可愛い。 私をストーカーするのはこの子くらい笑 彼女はそう言って笑っていました。

 

この記事の目次

甘え方は種類による?そして我が家のメイの場合

 

甘え方やストーカーをするしないは種類や毛色によるという説もありますが、これは完全に生まれ持った個性と、育った環境によると思います。 種類によって甘え方に落差があれば、ペットショップでの猫の売り上げは種類に大きく左右されることになってしまいますからね。 とはいえ、ある程度の傾向はつかめます。 私の統計によると、単独飼いは甘えん坊でストーカーする子が多いですね。 うちのメイはそこまでストーカー気質ではないですが、トイレはついてこようとします笑 恥ずかしいからやめてください、とお願いし、外で待っていてもらう。 用を足して出てくると私と入れ違いでトイレに突入し、「君はここで何をしていたのだね?」という顔で私を見つめる(;^_^A 臭いを嗅ぎまわるのは止めていただけませんか(;´Д`) 仕方なく抱っこしてトイレから出そうとしたら、抱っこが嬉しかったのか不意打ちの喉ゴロゴロ。 くぅう、かわいい!! 信頼と愛情を感じ、幸せはMAX状態。 嬉しくてたまりません。 そうか~メイは抱っこが嬉しいか!俺も嬉しいよー! と腕の力を籠めると、「あ、もう結構ですので」とばかりに私の顔を押しのけるメイ。 とんだツンデレ野郎だぜ…(;´Д`) 猫のこの起伏の激しさこそが、人が猫に夢中になる要因の一つなのではないでしょうか。 普段冷たい人間が不意に優しくなると、好感度急上昇ですよね。 いわゆるギャップ萌えというやつです。 天然なのか計算なのか、それを日常的に行う猫。かないません。 まぁそこがおもしろいんですけどね。

 

思わずホロリときた、かわいい?おもしろい?猫の珍行動

 

そんな猫のギャップに喜びを感じた話を、前述の女の子に聞いたことがあります。 彼女が学生時代、知り合いの猫を1週間ほど預かることになったのだとか。 おとなしいオス猫でしたが元野良のせいか警戒心が強く、近づいたり甘えたりはしなかったそうな。 彼女は距離を縮めようといろいろ努力をしたそうですが、すべて空振り。 それでも、同じ部屋で寝るまでにはなったからまぁ良いか、と納得していたそうです。 そして預かり期間も終わりに近づいたある日。 猫が彼女に近づき、なーん、と鳴いたそうです。(ちなみに彼の鳴き声はとても野太く、若干の恐怖を覚えたとか笑) そんなことは初めてで、戸惑いながらもどうしたの?と声をかけると…。 不意にどこかへ消え、すぐに戻ってくる。 そして何かをぽとん、と床へ。

 

なんとそれは足の千切れたヤモリ!

 

思わず声を上げかけた彼女は必死に手のひらで口を覆いました。 この行動、猫飼いさんにはわかると思いますが、けして嫌がらせではありません(;^_^A これは、「お前狩りもできねぇのかよ。しょうがねぇな、俺が教えてやんよ!」というもの。 つまり、彼は彼女のことを未熟な子猫か何かだと思っているんですね。 微笑ましい、かわいい勘違いです笑 彼が彼女に甘えてこなかった理由は、彼女が甘える対象ではなかったから。 むしろ、庇護する存在だったわけです。 彼女は彼に嫌われていたわけじゃなかったんだ!という嬉しさとまだ生きているヤモリへの恐怖でパニックになりながらも、

「あ、ありがとう~…、でも私はこれを食べないから外に捨てようね~…」

と言いながら、ほうきで(!)ヤモリを掃き出したそうです笑 それから二人の関係はどことなく良好になり、最終的には一緒にベッドで寝るまでになったとか。 低く野太い声も、慣れるととってもかわいいと思えるようになり、別れの日には号泣したそうです。 

猫のこういった行動は最初こそびっくりしますが、慣れてしまえば「お、今日は何をとってきたんだい?」と思えるようになります。 昔実家で飼っていた猫は完全屋内飼いでしたが、しょっちゅう虫をとってきてくれました。 何分、とんでもない田舎でして…(;^_^A 母はいつも怒っていましたが、私は昆虫観察ができたり猫の好みの傾向がわかったりしてなかなかおもしろいものでした。

 

どんな時が嬉しい?共通するのは…

 

話は戻りまして。 彼女の話を聞いていて、別の猫飼いさんも「あぁ、なんかわかるなぁ」と言っていました。 彼は地域猫の保護活動をしているのですが、警戒心の強かった子が徐々に人慣れし、顔を見るだけで喉を鳴らすようなった時の嬉しさは格別だそうです。 猫が自分に心を開いた瞬間。 または開いていると実感できる瞬間。 信頼を感じる瞬間。 たしかに、これに勝る嬉しい瞬間てないですよね。 おかげさまでうちのメイが私の目の前でお腹を出しているだけで嬉しくなります。 (急所であるお腹を出しているのはリラックスと信頼の証!)

 

猫と暮らしていると、何でもないことが嬉しくて、幸せになります。 気が付けばそばにいる温かさ。 不意に感じるやさしさ。 嫌なニュースや世知辛いことの多い世の中ですが、幸せは既にそばにあります。 まさに幸せの青い鳥、もとい青い猫。 いや、うちのメイはグレーだから灰猫か?笑 これからもそんな灰猫との幸せな日々を送っていこうと思います。

 

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