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猫が好んで食べますが、実は消化が悪くて注意が必要な食材がいくつかあります。 死の危険や重症な病気になるとまではいかなくても、下痢や嘔吐の原因となる可能性のある食材の取り扱いには十分注意しながら手作り餌を工夫してあげたいですね。

 

手作り餌として与えるとうもろこしは茹で方に気をつけて

 

とうもろこしは穀物類で、市販の猫用のエサの原材料としても良く使われている食材です。 猫の手作り餌の食材として与える場合は、茹で方に気をつけて少量程度ならば与えても良いでしょう。 ただし、薄皮は消化することができません。 しっかりと取り除いてあげないと胃に負担をかけることになります。 普段はとうもろこしを茹でる際、塩を入れますが、猫の手作り餌として使用する場合は、塩分が気になりますので入れないで下さい。 手作り餌として与えるときは、食べやすい様にすり潰して少しでも消化を助けるように工夫してあげたいですね。

 

ダイエット用食材に使われるこんにゃくに含まれる繊維に注意

 

こんにゃくは人間がダイエットによく使う食材ですが、猫にもダイエット用として手作り餌のレシピがあります。 ただし、こんにゃくは、繊維が多くて消化しにくいので、胃腸に負担をかけてしまいますので摂りすぎには注意が必要です。 それに加えて、こんにゃくにはシュウ酸カルシウムが含まれているため結石になるリスクがありますので、積極的にとらなくても良い食材と言えます。

 

スルメの驚くべき特性

 

スルメを食べると胃で水分を含んで、膨張してしまうので大変危険です。 場合によっては10倍以上にも膨れ上がることもあるそうです。 膨れたスルメを吐き出す時に喉を詰まらせる危険もありますし、胃腸障害をおこし元気が無くなってしまいますので、食べさせないようにしましょう。 スルメにこんな特性があったなんてはじめて知りました。

 

イカで腰を抜かすって?なぜ

 

昔から、猫がイカを食べると「腰を抜かす」と言われています。 なぜかというと、生のイカにあるチアミナーゼという酵素がビタミンB1を分解して、急性ビタミンB1欠乏症になってしまい力が出なくなってしまうのです。 ただし、チアミナーゼは熱を加えるとその効果を失います。 イカは、猫の必要とする栄養素であるタウリンをたくさん含む食材なので、猫の手作り餌として与える場合は、必ず加熱して、量を調整しながら与えるといいと思います。 こうして与えると、猫は好んで食べますが、イカやタコは非常に消化しにくい食材なので、とくに高齢の猫には注意が必要です。

 

牛乳は必ず猫用を与えましょう

 

牛乳に含まれている乳糖を分解するためには、ラクターゼという酵素が必要となるのですが、この酵素を十分に持っていない猫の場合は、乳糖を消化できないため、下痢や軟便になってしまいます。 牛乳は栄養もあり猫に与えても大丈夫のように思いますが、人間用に加工されたものではなく、必ず猫用のものを与えましょう。

 

愛猫の毎日の健康管理において、食材の持つ効果や特性は知っておかなければなりません。 体調不良になってしまった時、その原因が食事であるならば飼い主の責任は重大です。 手作り餌づくりの基本として、しっかりとした知識をもって、愛猫の健康を守るのが鉄則だと思います。

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