猫ちゃんは7~8歳を超えると老猫と呼ばれる年齢となります。 この時期になると、起きて運動している時間が少なくなり、ほとんど寝ています(笑) 運動量が減り、各内臓の機能も低下してきますので、食生活も改善が必要な時期となります。 キャットフードの場合はシニア用のものを選び始める時期です。 手作りの餌を与えている場合は、量やシニア用にレシピも変えていかなければいけません。 そのための注意点や参考になるレシピを二つ紹介していきます。
この記事の目次
老猫に手作りの餌を作るときの注意点
歯が弱ってくると硬いものは食べられません。 食事中に食べにくそうにしていないか、食べられる量が減っていないかよく観察してあげないといけません。
また水分補給は腎臓が弱ってきている猫ちゃんにとって、とても大切です。 水を飲むことは便秘の解消になるので、いつでも新鮮できれいな水が飲めるように用意してあげたいですね。
餌を手作りする時に注意する点も、老猫になると変わってきます。 歯が弱ってきたり内臓の働きも悪くなってきた老猫の健康を保つための手作りの餌のレシピは、やわらかくて消化が良く、少量でも栄養価が高いレシピが理想的です。
シニアの猫ちゃんのためのレシピ①
材料・・まぐろ・いりこ(猫用)・キャベツ・きゅうり
作り方・・・① いりこを水200ccに入れ、鍋に火をかけ出汁をとる。
② ①の鍋にまぐろとキャベツ(1cm大)を入れる。
③ 冷めたらきゅうりの輪切りを添える
シニアの猫ちゃんのためのレシピ②
材料・・・かぼちゃ・手羽先のスープ・無塩バター・鶏のささみ
作り方・・・① かぼちゃは蒸しておく
② 手羽先のスープはあらかじめ作っておく
③ ①②と、無塩バターをミキサーにかけます
④ 茹ででほぐした鶏のささみをトッピングする
猫ちゃんが食べてくれない時の対処法
はりきってシニアのために考えたレシピで手作り餌を作ってみても、猫ちゃんが食べてくれない時があります。 原因はなにかすぐにわかればいいのですが、年を取るとさまざまな原因が考えられるようになります。
年を重ねると口内炎になる猫ちゃんも多く、口の中が痛くて食べられないということが考えられます。 そんな場合の手作りの餌のレシピは、かぼちゃをペースト状にしたスープのようなレシピとして与えると食べやすくなると思います。
ですが、普段から手作りの餌に慣れていない猫ちゃんには、年を取ってから急に食事を変えるのが難しかったりします。 そんな時は、キャットフードをお湯でふやかしてあげたり、フードプロセッサーにかけてからお湯で溶くなどしてみると食べやすくなるかもしれません。
猫ちゃんの平均寿命は2015年度の調査結果は15.75歳でした。 5年前の2010年は14.4歳で、年々猫ちゃんの平均寿命が伸びていることが分かります。 シニアと呼ばれる年代が7~8歳と考えると、年を取ってからの猫の生活が伸びてきているということですね。 我々飼い主も同じように年を重ねるわけですが、いつまでも健康で愛猫と仲良く暮らせるように猫ちゃんには手作りの餌を研究し、自分自身も食事には気をつけお互いに元気でいたいですね。
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