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猫ちゃんの毎日食べる餌を手作りにしようと試みるものの、何だか難しそうと感じませんか? たしかに猫ちゃんにとって必要な栄養素の知識や分量などを把握するのは、はじめは難しいかもしれません。 健康な猫ちゃんであれば問題ないようなことでも、年齢の異なる猫を複数飼っていたり、病気を持った猫ちゃんがいると、それぞれに与える餌には特に気を付けたいものですね。

 

この記事の目次

猫の餌に必要な栄養素のひとつであるタウリンに注目

 

猫にとって最も必要な栄養素のひとつにタウリンがあげられます。 タウリンは、疲労回復を助け、元気が出る成分として知られています。 このタウリンが不足してしまうと目の病気や心臓の疾患を引き起こすことがあります。 人や犬はこのタウリンを体内で合成することができるのですが、猫はそれができないのです。 市販の猫用の餌にはタウリンが必要量含まれていますが、犬用の餌には入っていません。 手作りごはんのレシピにはこの栄養素がふくまれる食材を意識的に用意しなければなりません。 

 

タウリンが多く含まれる食材は、魚介類です。 タウリンは不足すると困りますが、摂り過ぎた場合は不要な分だけ尿と一緒に出されるので、摂り過ぎることを心配しなくても大丈夫です。 ぜひ魚介類を使った手作りレシピに挑戦しましょう。

 

病気の猫ちゃんも手作りごはんを食べさせても大丈夫?

 

猫の病気で特に多いのは膀胱炎や尿路結石だと言われています。 年齢でいうと、1歳くらいからその症状が出るケースが増え、年齢別病気ランキングの上位を占めます。 これらの症状はほとんどの場合が食事である餌が原因で起こる病気です。 市販のものでも安価な餌を与えていると、猫の体質によっては病気を繰り返し発症し、完全に治すには長期の食事療法やサプリメントを使って本格的に行わなければいけないほど深刻です。 尿が出なくなって死に至るケースもある怖い病気です。 尿がアルカリ性だと結晶ができやすくなります。

 

尿路結石を食事で予防するには、水分をたくさんとることが大事です。 年齢を重ねると水をたくさん飲むようになります。 飲みすぎもほかの病気のサインなので、要注意です。 餌や飲み水を入れる容器を常に清潔に保つことも大事です。 飼い猫の場合、頼りになるのは飼い主さんだけだということを忘れてはいけませんね。 

 

さらに、手作りレシピにおいて良質なたんぱく質を摂ることも重要です。 たんぱく質を多く含む食材は、鶏肉や魚です。 特にささみやサバを使ったレシピが食べやすくて猫ちゃんの手作りごはんにはお勧めです。 良質なたんぱく質と水分で、尿を酸性にしておく努力が必要です。

 

年齢を重ねた猫で手作りごはんのレシピでは補いきれない場合の対処法

 

同じ食材でも、年齢を重ねた老猫になると、内臓の機能が低下するので、カロリーを抑えて消化の良いレシピを心掛けてあげないといけませんね。 このように、年齢の異なる猫ちゃんを飼っている場合は、それぞれの年齢に応じたレシピや分量に変えたりして工夫してあげましょう。

 

必要な栄養素やそれにあったレシピを考えて作っても、いざ猫ちゃんがすんなり食べてくれるかはわかりません。 気に入らないと食べなかったりうまくいかない場合も出てくるかもしれません。 どうしても手作りごはんでは不足しがちな成分はサプリメントに頼ったり、市販のキャットフードも利用しながらうまく活用していけばいいと思います。

 

手作りの愛情のこもったごはん作りを通して、ますます愛猫との絆、信頼関係が強くなればいいですね。

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