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伯父の愛猫はシャム猫で名前はホンド君。 これは映画007のジェームス・ホンドのペットがシャム猫(??)とのことから拝借したものだそうです。 伯父はボンド君のことになると、その猫離れしたエピソードを自慢げ話し出します。 いわく、伯父が家に帰るとボンド君は鳴きながら(おかえりーを言いながら)毎晩お出迎えしてくれる。 その他にも、食事をしてくつろいでいると、「にゃん、にゃん、うにゃ、うにゃ、うにゃうにゃ・・・」 きょう一日の出来事を話して聞かせてくれるそうです。 そんな冬のある日、ボンド君にお出迎えされて何気なくベランダを見ると、窓ガラス一杯の肉球マーク。 これはボンド君が何者かを必死に威嚇した跡。 ベランダにはプランターにチューリップの球根を秋植えしておいてある。 そこを見ると掘り起こされ持っていかれた後。 カラスか。 うつむいているボンド君。 伯父が「よくがんばったボンド君。カラスを追っ払おうと一生懸命やってくれたんだね。ありがとう。だからもうそんな顔をしなくてもいいんだよ」 と言葉をかけると、嬉しそうにこちらを見ながらそばに寄ってきたそうです。

 

この記事の目次

シャム猫てどんな猫の種類

 

見た目がすらっと俳優のように細くて優雅で、またおしゃべりで勇敢なところもあるシャム猫。 もともとはシャム王朝(現在のタイ王国)原産と言われており、その歴史ははるか1300年代にまでさかのぼります。 王朝の中でも由緒ある血統の家でのみ飼うことを許された猫であり、高貴な種類として古来より認識されています。

 

シャム猫の寿命・性格・特徴

 

シャム猫はとてもスマートなシルエットをしています。 長く細い足としっぽ、そして顔と手足の先としっぽにあるダークカラーのポイントが特徴です。 その昔貴族のみに飼うことが許されたシャム猫は、とても賢くて好奇心旺盛。 そのゴージャスな雰囲気とスマートで凛とした姿が人気です。 細身で運動量が多く、部屋中を走り回ったり高い所に登るのが大好きな子が多いのも特徴のひとつです。

 

警戒心が強く知らない人に対してはじめのうちは警戒していますが、安全な人だと理解すると甘えてくるという面もあります。 クールなイメージがありますが、実は飼い主に凄く甘える性格を持つ子が多です。 また一人で遊ぶよりも、おもちゃを使って飼い主に遊んでもらうことを好みます。

 

体重はオスで3.0~4.0キロ、メスで2.0~3.5キロで、と手も軽いです。 また平均寿命は、10年~13年と一般的な猫より少し短めとなっています。 ただしっかりと健康管理を行うことで、寿命を長くすることもできます。

 

シャム猫の飼い方、値段は

 

短毛種で毛が短いので、ブラッシングは1日1回でいいです。 また月に1度はシャンプーをしてあげましょう。 南国の出身ですので寒さに弱いです。 冬の室温や体調管理に気を付けましょう。 神経質で警戒心の強いところがありますのであまり多頭飼いにむいてないところがあります。

 

活発な性格ゆえイタズラをすることも多いです。 その際に怪我をすることも多いので、家具の配置をしっかり配慮してあげましょう。 障害となる物をあまり置かないように工夫してあげましょう。 また声も大きくよく運動するため、マンションなどで飼うときは注意が必要です。

 

他の猫よりも病気にかかりやすいとのデーターもあります。 目と腎臓の病気にかかりがちでありで、特に遺伝的な病気・眼球振盪にかかることが多いです。 飼う前にブリーダーに相談してしっかり下調べをしておいてください。

 

また加齢とともに腎臓の機能が弱まり、脱水症・尿毒症を併発する慢性腎不全を発症することが多いです。 ですので普段から体調をよく観察してあげてくださいね。 食欲が低下したり、水をよく飲んで頻尿になったり、体重が急激に減少したり、よく嘔吐したり、口からアンモニア臭がしだしたら、注意が必要です。 もし疑わしい症状が出ていたらすぐに動物病院に連れて行くようにしましょう。

 

シャムの値段の相場としては、15~20万円前後で、優良品種であるブリードタイプの場合だと30万円前後が多いです。

 

シャム猫ですが警戒心が強くクールでゴージャス、でも飼い主にはものすごく甘えん坊でおしゃべり。 やや気難しい一面もあり初心者には少し難易度が高くなるかもしれません。 ですがその分、たくさんの愛情でもって手をかけて面倒をみてあげてください。

 

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