ご近所さんとこにいるペルシャ猫ちゃん。 ご飯の時間になると決まってニャーニャー鳴いたり、そしてご飯が終わると顔を洗い、落ち着いたのかと思ったらいつの間にか寝て。 そしてしばらくするとまたいつの間にかそばにいて、「ごろごろ、、、んぐんぐ、、、、ごろごろ・・・・んぐんぐ・・・・・」 しきりに話しかけてくる。 「おなか一杯になった?何がおいしかった」 「おなかの調子はどう」 「今日は何をして遊んだの」 「へえ~そうだったの」 こう話しかけるとそれに「ごろごろ、、、んぐんぐ・・・・・」返事を返してくる。 そんなおしゃべりなところがかわいくて面白くて。 その子のお母さんはこの猫ちゃんとのおしゃべりの様子が自慢で、今日はどうだったとかを話して聞かせてくれます。
この記事の目次
ペルシャてどんな猫の種類
ペルシャ猫ですがそのはっきりとした起源はよくわかってません。 トルコからヨーロッパに渡った長毛種の猫が起源だとか、イランからアフガニスタンにいた自然発生種の猫だなどいろいろあります。 この他にペルシャ猫の祖先にあたる猫が、ペルシャ(現在のイラン周辺)の商人たちの手によってヨーロッパに持ち込まれたなどの文献が残ってます。
この長くてきれいな毛並みと個性的・特徴的な外見は古くから注目を集め、1871年ロンドンでのキャットショーに出場した折には、あまりの豪華さに賞賛を集めたほどです。
ペルシャ猫の寿命・性格・特徴
ペルシャ猫はそのふわふわとした長い毛が特徴の長毛種の代表的な品種です。 短めの足・少し横長の顔と低い鼻という愛嬌のある見た目がとても愛らく、人気の種類です。 毛色はホワイト・ブラック・ブラウンなどが多く、眼の色はサファイアブルー・ゴールド・グリーンなどが一般的です。
性格はとても大らかで温和であり、わがままを言ったり神経質になることもあまりありません。 おっとりしていて走り回ることもありません。 飛び跳ねて遊ぶよりゴロゴロしているほうが好きです。 体重はオス3.5~6.5キロ、メス3.0~5.0キロでほかの猫ちゃんと同じくらいです。 また平均寿命は16歳~19歳ほどで、平均的な猫と比べると長い方です。
ペルシャ猫の飼い方、値段は
ペルシャ猫は飛び回って遊ぶよりも、ゴロゴロのんびりすることを好みます。 その外見と優雅でゆったりしたふるまいから高級猫というイメージが先行しがちですが、意外と飼いやすく評価が高い猫なのです。 高所へ登ったり大きく鳴くことも少ないため、狭い日本の住宅事情には適した種類と言えるでしょう。
遊ぶのが嫌いなわけではありませんがそれほど動き回らずゴロゴロしていることが多く、疲れるとすぐお気に入りの場所で眠ってしまいます。 そのため肥満になりやすいです。 ですので食事と運動のバランスをしっかりとって、健康管理に気をつけてあげてください。 また歯肉炎にかかりやすいため、できれば小さい頃から育てて歯磨きの癖をつけながら育てることをおすすめします。
長毛種で被毛が長いため毎日のブラッシング・コーミングが大切です。 また長く密集した毛を持つため、全身を自分で毛繕いするのは不可能です。 見た目の美しさを保つためにもコームでしっかりと毛玉や抜け毛をほぐして、しっかりブラッシングしてあげてください。 1日2回(朝夕)はブラッシング・コーミング、また最低限月2回はシャンプーをしてあげましょう。 特に換毛期は1日2回は必須です。 ブラシで丁寧にといてあげましょう。 また夏場は熱中症になりやすいので、暑さ対策もしっかり行いましょう。
つぶれたような鼻であるため、鼻涙管が圧迫されて涙が出やすいです。 放置すると涙やけで目頭の下の被毛が変色しやすくなるため、こまめに目やにをとってあげましょう。 もし目やにが固まってしまった場合は、湿らせた布で優しく拭ってあげてください。
ペルシャ猫の値段の相場は、20万円~30万円です。 目や毛の色柄、そして血統によって10万円~20万円の価格差が生まれることがあります。 キャットショーなどに出場することがある品種であるため、見た目の良い場合さらに値段が上がることもあります。 購入の際は遺伝性の病気を持っている可能性があるため、親兄弟の情報をきちんと把握している信頼できるブリーダーから手に入れることをおすすめします。