カテゴリー: ア行の猫の種類

  • エイジアン猫ってどんな種類?寿命はどれくらいなの

    エイジアン猫ってどんな種類?寿命はどれくらいなの

     

    エイジアンてどんな猫の種類

     

    エイジアンは、1981年にイギリスで生まれた子猫たちがもとになっています。 この子猫ちゃんは4匹いて、バーミーズとチンチラペルシャの間に生まれています。 今までに5種類もの亜種が作り出されてきました。 これらを全部まとめて「エイジアングループ」としてGoverning Council of the Cat Fancy(GCCF)というイギリスの団体で扱われています。 この猫ちゃんを新しい種類として確立させるのに動いてきた方々がThe Asian Cat Associationを1997年に立ち上げています。 こちらの団体は2001年にGCCFへ加盟しました。

    エイジアン猫の寿命・性格・特徴

     

    中型の猫ちゃんで、筋肉質です。 体つきは丸く、足が細い猫ちゃんです。 黄色の目をしていることも特徴です。 この子たちにはさらに5種類の品種が亜種としています。 それぞれが被毛の特徴で分けられています。

    1. バーミラ…最初に確立された亜種になります。 被毛の地色がシルバー或いはクリーム色です。 毛先の半分から4分の一に別の色が入っているのが特徴です。
    2. セルフ…体全体で一色の被毛になります。 ボンベイと呼ばれるものは、セルフに属しており、黒一色です。
    3. スモーク…シルバーのアンダーコートが生えているため、体全体の被毛がスモークのかかった色合いになります。
    4. タビー…こちらはさらに4種類に分かれています。 ティックドとマックレル、スポットにクラシックです。
    5. ティファニー…被毛の色や模様に関わらず、セミロングの猫ちゃんになります。

     

    元になったバーミーズの性格をよく受け継いでいるようです。 愛嬌のある性格です。 また、しつけのしやすい性格でもあります。 エイジアンの寿命は、記載が見当たらずはっきりしません。 元になった2種類の猫ちゃんの寿命から推測するしかないでしょう。 チンチラペルシャの寿命は16歳から18歳、広くとった記載では15歳から20歳となっています。 バーミーズの寿命は、13歳から15歳です。 一般的に猫ちゃんの平均寿命は15歳前後で、元になった猫ちゃんの一方はこれより長く、もう一方はこれより短くなります。 エイジアンの猫ちゃんは、平均的になるかもしれませんね。

     

    エイジアン猫の飼い方、値段は

     

    飼い方の中でも大切な被毛のお手入れには、いくつかの方法がみられます。 週に2、3回のブラッシングだけでなく、手やネルの布でなでて被毛のつやを出してあげるといいようです。 猫ちゃんによっては抜け毛が多いコもいるようなので、毛球症にならないよう、ブラッシングの頻度は調節してあげてください。

     

    バーミーズの鳴き声が小さいとされているため、注意したいのがエイジアンの猫ちゃんの鳴き声です。 エイジアンの鳴き声は大きめなのが特徴で、集合住宅での飼い方では注意が必要になります。 また、さらにエイジアンの猫ちゃんは大きな音が苦手とのこと。 このあたりの様子からすると、どちらかといえば、都会暮らしが向かないのが特徴の性格のようにも見受けられますよね。 音に関する飼い方の情報を知ると、猫ちゃん自身の鳴き声への反応も気になるところです。 これには個体差がありそうですし、猫ちゃんの個性をきちんと見極めてあげることも飼い方では必要になりそうです。

     

    エイジアンの猫ちゃんを扱っているブリーダーさんは、海外にネットで割と簡単に見つけることができます。 子猫ちゃんの扱いがあるとのお知らせは出ていても、確認した時点ではお値段の記載なしのところが多いようです。 エイジアンを飼いたい場合は、直接お問い合わせをすることになるでしょう。 猫ちゃんのお値段だけでなく、譲っていただくに当たって必要なお手続きや飼い方なども伺って余裕をもって準備しましょう。

     

    輸送のお値段やお手続きや検査のお値段もしっかり調べておきましょう。 海外のブリーダーさんから子猫ちゃんを直接譲っていただく場合は、子猫ちゃんのお値段とは別に20万円から30万円ほどの費用が掛かることが多いようです。

     

    鳴き声の大きさや音への反応といったところで注意が必要な性格の猫ちゃんなので、飼い始めるときには、お住まいの環境に気を配ってあげましょう。 猫ちゃんとのコミュニケーションに時間をとれる飼い主さんが向いていそうです。 一緒に過ごす時間を楽しみたい方にはぴったりですね。

     

  • オーストラリアンミスト猫ってどんな種類?寿命はどれくらいなの

     

    オーストラリアンミストてどんな猫の種類

     

    名前の一部にある通り、オーストラリアで生まれた猫の種類です。 被毛に斑点模様を持つ短毛の猫ちゃんを生み出そうと、1976年に育種が始まりました。 バーミーズ、アビシニアン、アメリカンショートヘアといった何種類かの短毛の猫が作出に使われています。

     

    当初は狙い通りに誕生した斑点模様を持つこの新しい種類の猫ちゃんに、スポッテドミストという名前がついていました。 しばらくして大理石模様も認められたため、1998年にオーストラリアンミストという名前に変更になりました。 イギリスの登録団体であるGCCF(Governing Council of the Cat Fancy)では2011年に予備審査を通過しています。 TICAでは2014年にキャットショーへの参加資格を得ており、WCFにおいても同様です。

     

    オーストラリアンミスト猫の寿命・性格・特徴

     

    特徴はその被毛です。 斑点模様や大理石模様を持ち、名前にあるように薄く霧がかかったような色合いをしています。 足やしっぽ、顔や首にも模様が入っています。 子猫ちゃんがオーストラリアンミストに特徴的な被毛の模様を持つには成猫になるまでの2年~3年の期間が必要です。 被毛の色は7種類で、茶・青・チョコレート・明るい紫・キャラメル・ゴールド・桃があります。 丸い頭に大きな目をしているのも見た目の特徴の一つです。

     

    この猫ちゃんが誕生するきっかけが、室内で過ごすのに適した猫が必要だった背景の存在でした。 そのいきさつもあり、性格は大変穏やかです。 人相手に引っかくことも滅多にない性格で、子供と過ごすことにも心配ありません。 一緒に過ごして分かりやすい性格の特徴には、人懐っこく甘えん坊さんというのもあります。

     

    寿命は約15歳~19歳で、他の種類の猫ちゃんに比べてその寿命は長くなっています。  もとになっているバーミーズ、アビシニアン、アメリカンショートヘアといった他の短毛種の猫ちゃんの平均寿命は13歳~15歳、10歳~14歳、10歳~13歳であり、この寿命の長さもオーストラリアンミストの一つの特徴と言えるでしょう。

     

    オーストラリアンミスト猫の飼い方、値段は

     

    室内で過ごすのに適した猫ちゃんとして誕生しています。 猫ちゃんの基本的な飼い方で十分こちらの猫ちゃんに対応できます。 アンダーコートがなく抜け毛の量は多くありません。 そのため、お手入れが最小限で済むのが飼い方を簡単にしている理由の一つにもなります。 短毛種ですのでブラッシングは1日1回を目安に行いましょう。

     

    とても我慢強い性格でもあるためにストレスをためてしまうこともあるので気を付けましょう。 人懐こい性格に応えられるよう、飼い主さん家族はお相手をしてあげてくださいね。 子供だけでなく他のペットとも一緒に過ごせる猫ちゃんです。 ある程度にぎやかな環境での飼い方が適しているかもしれません。

     

    海外のブリーダーさんのホームページでは、子猫ちゃんのお値段が$800という記載も見られます。 どこのブリーダーさんでもお値段を公開しているわけではないようですが、子猫ちゃんはこのあたりのお値段帯であると考えていいでしょう。 ただし、いつも譲ってもらえる猫ちゃんがいる訳ではないようです。

     

    入手したい場合は、ブリーダーさんに子猫ちゃんの産まれる予定を伺うのが確実でしょう。 この時にお値段や飼い方も聞くことができるでしょう。 海外から入手する場合は、輸送やお手続きにかかるお値段も前もって調べておくことが必要です。

     

    室内で飼いやすいだけでなく、お子様がいても飼いやすい性格であるというのがいいですよね。 寿命の長い猫ちゃんなので、飼い始めるときには飼い主さん側も長い期間責任持って一緒に過ごす心構えが必要になります。 猫ちゃんにとって健康的な飼い方ができれば、さらに長く一緒に過ごすことが期待できますね。

     

  • 二種類の色の巻き毛を持つ猫ウラルレックスの起源や性格寿命を紹介

    二種類の色の巻き毛を持つ猫ウラルレックスの起源や性格寿命を紹介

     

    ウラルレックスという種類の猫ちゃんを聞いたことがありますか? なんだか恐竜みたいな名前で強そうですね(笑) 実際はどんな猫ちゃんなのかわからないことだらけなので、ウラルレックスの特徴や性格、寿命について調べてみました。

     

    ウラルレックスという種類の猫ちゃんの起源

     

    ウラルレックスの発祥の地は、ロシアです。 1940年代からロシアのエカテリンブルグという土地で生息していました。 巻き毛の特徴を持つ猫ちゃんでしたが、当時は誰からも注目されることなくひっそりと暮らしていました。 その後、1988年にロシアのザレーチヌイ地方というところで産まれた二種類の色を持つ巻き毛の子猫が注目され、繁殖計画が立てられました。 この時に捕獲された二色の巻き毛を持つ猫ちゃんと、黒ブチ模様の猫ちゃんを交配させることで、今のウラルレックスに近い子猫が誕生したわけです。 その後も繁殖活動は続けられ、他の種類の猫との品種改良にも使われたりもしました。 2006年にはドイツの有名なWCFという協会で、正式にウラルレックスという種類が公認されるようになりました。

     

    ウラルレックスの特徴は?寿命はどれくらいかな?

     

    ウラルレックスの特徴はというとまずは、短くてもじゃもじゃした巻き毛です。 こういう毛並みのコート流行ってる(笑) 目はまんまるで、びっくりしたみたいな表情が印象的でかわいいです。
    被毛の色の種類は黒白で、子猫の時は黒の部分がグレーっぽい色なのですが、成長とともに黒色が強く出てくるそうです。 体重の平均は、3キロから6.3キロとなっていて、メスはわりと小柄です。

     

    性格はどんなタイプでしょうか。 ウラルレックスという種類は、人に良く懐き他の種類の動物ともうまく共存できる優しい猫ちゃんです。 さみしがり屋で甘えん坊な面もあるので、しっかりとかまってあげられる環境で飼ってあげてほしいです。

     

    ウラルレックスの平均寿命に関しては、11年から14年と記録されており、一般的な猫ちゃんの寿命よりも若干短めです。 丈夫そうなイメージの猫ちゃんなので、それにしては寿命が短いなあという印象がしました。 特に注意が必要な疾患などの報告はなく飼いやすい猫ちゃんのはずなので、今後の調査では寿命が少しでも延びていればいいなと思います。

     

    ウラルレックスの入手方法とお値段を知りたい

     

    日本では取り扱いがほとんどされておらず、見つけにくいウラルレックスを飼うにはどうすればいいでしょうか? インターネットで検索してみましたが、国内のブリーダーさんの情報を見つけるのは難しいですね。 無さそう(汗) 海外からの輸入に頼るしかなさそうなので、個人ではなく業者を介した方が安全で良いと思います。 その場合お値段は相当お高くなりそう・・・(さらに汗)

     

    鳴き声も小さく温和な性格で飼いやすいとされているウラルレックスですが、巻き毛のお手入れはきちんとしてあげないといけません。 とってもかわいい猫ちゃんなので日本でもその存在が多くの方々に知られるようになり、入手しやすくなればいいのになあと願うばかりです。

     

  • 野性味あふれる種類の猫アメリカンキューダの特徴や寿命を調査

    野性味あふれる種類の猫アメリカンキューダの特徴や寿命を調査

     

    アメリカンキューダという種類のスタイリッシュな名前の猫ちゃんがいます。 ペットとして飼われるようになったのは最近なのでまだまだ世間には知られていない猫ちゃんです。 アメリカンキューダの由来や特徴、寿命などについて調査しましたので紹介します。

     

    アメリカンキューダという種類の猫ちゃんの由来

     

    アメリカンキューダという種類は、元々はペットとして飼われていたのではなく、過酷な環境で生き抜いてきた過去があるんです。 元となった猫ちゃんたちは、16世紀から17世紀ごろ、スペインからアメリカに渡る船にネズミ駆除を目的として乗せられたのです。 なんとその際、水しか与えられず、ひどい扱いをうけました。 そのため狩猟本能が発達した猫ちゃんだけが生き残り、その後生き残った猫ちゃんはアメリカの土地に放たれました。

     

    1980年代になって、アメリカ・テキサス州、オクラホマ州、ニューメキシコ州にて、害獣駆除に適した種類の猫を作ろうという活動が盛んになりました。 その時に野良猫たちが活躍したのですが、エジプト原産のエジプシャンマウという種類に似た猫たちが選ばれました。 そしてそのプロジェクトの名前が「Kitten Evaluation Under Direct Assessment」という名前だったので、この頭文字をとって《キューダ》と呼ばれるようになりました。 これがアメリカンキューダの元となる猫ちゃんのストーリーです。 野生っぽさがある猫ちゃんなのはこういう背景があるのですね。

     

    アメリカンキューダの特徴や気になる寿命について

     

    アメリカンキューダの外見の特徴は、被毛の薄さです。毛ざわりはシルクのように光沢があり綺麗です。 アメリカンキューダの性格には、由来のところでも説明したとおり過酷な生活をしていたためか、神経質でクールです。 他の愛嬌のある猫ちゃんと同じように抱っこしたり撫でたりしすぎると、怒ってしまうかもしれません(笑)

     

    アメリカンキューダの気になる平均寿命は、たくさんいる猫ちゃんの種類の中でも最も短いのではないでしょうか?  5年から10年という情報や、あるいは10年から13年という情報を目にしたのですが、いずれにしてもこの寿命は短すぎないですか! きっとアメリカンキューダはペットとしての歴史が浅いため寿命に関するデータが少ないのだと思います。 室内でしっかりした環境で飼われるようになると平均寿命にも変化があるかも。

     

    アメリカンキューダの飼い方やお値段の相場は?

     

    飼い方の注意点が一つあります。 アメリカンキューダは毛が薄く寒さには弱いのです。 日本の四季に耐えられるよう室内温度は要注意ですね。 お値段については、データがほとんどありません。 入手方法もペットショップではみつからないでしょう。 海外のブリーダーさんからの購入となれば費用もかかりますね。 種類の良く似たエジプシャンマウという猫ちゃんの相場が20万円くらいなので、希少なアメリカンキューダとなるとそれ以上は覚悟しておいた方が良いでしょう。

     

    日本では知名度が低く、まだまだ謎が多い種類の猫ちゃんです。 猫ちゃんとの距離をクールに楽しみたい方にはいいかも。

     

  • 古い歴史を持つアラビアンマウという種類の猫の特徴や寿命を探求

     

    アラビアンマウという種類の猫ちゃんをご存知ですか?1000年もの歴史を持つ自然発生の猫ちゃんで、砂漠の暑さにも耐えうるたくましい猫ちゃんです。
    今回は、この日本ではまだまだマイナーな種類のアラビアンマウという猫ちゃんについて性格や寿命についても調べてみました。

     

    世界で最も古い歴史をもつ?アラビアンマウという種類の猫ちゃん

     

    名前にもある通り、原産国はアラビアつまりアラブ首長国連邦です。 品種改良などの手は加わっておらず、自然発生的に誕生したもので、その歴史はなんと、1000年以上!猫ちゃんの種類の中でも最も古いのではと言われています。

     

    アラビアでは普通に道端にいて野良猫状態でしたが、一部のアラビアンマウがペットとして飼育されるようになったのは最近のことのようです。 そのきっかけは、人々の生活が変わり猫の暮らす場所も砂漠から街へと近づいてきたために、交通事故で亡くなる猫ちゃんたちが増えてしまったことが原因らしいです。

     

    日本では最近野良の猫ちゃんたちはかなり減ってませんか?ペットの猫ちゃんたちも完全室内飼いを推奨する傾向にありますよね。 アラビアでも、野良状態のアラビアンマウたちを保護する活動が広まり、さまざまな研究を経て2008年にドイツのWCF(世界猫連盟)という愛猫団体に承認されました。

    アラビアンマウの特徴や性格、寿命はいかに?

     

    アラビアンマウの見た目は、スリムでかっこいいという印象です。 筋肉質で足が長いのが特徴です。 とにかくシュッとしてる。 イケメン!美猫!(笑) 体重は4キロから7キロくらいで、スリムな見た目からするとわりと重い方ですね。 オスではもう少し大きくなる場合もあるそうです。 被毛の色の種類は多く、いろんな色が見られます。 長さの種類は短毛種です。

    砂漠の地で暮らしてきたせいでしょうか、暑さにとても強いというのが特徴のひとつです。 珍しいですね。

     

    アラビアンマウの性格はどうでしょうか?長い間人にペットとして飼われることなく自然に暮らしてきたので、とっつきにくい性格かと思えば、意外とそうではないようです。 飼い主の言うことをよく聞き、しつけにも困るようなことはないようです。

     

    アラビアンマウの気になる平均寿命は、一般的な猫の寿命とほぼ変わらず12年から14年くらいです。 この寿命のデータが野外での生活がメインの場合だとすると、ペットとして室内で飼うことを想定すれば、もう少し寿命が延びてもよさそうに思います。

    アラビアンマウの飼い方とお値段

     

    アラビアンマウは暑さに強い猫ちゃんですが、日本の暑さとアラビア地方の暑さとでは、暑さの種類が全然違うと思います。 室内でも暑苦しくなる日本の夏は、他の猫ちゃんと同じように十分注意してあげないといけません。

     

    入手方法は、ブリーダーさんを探すしかないと思います。 その場合はおよそ20万円くらいで販売されることになりそうです。 

    日本ではほとんど知られていない種類の猫ちゃんですが、アラビアの景色には溶け込むように馴染みのある猫ちゃんのようですね。 《マウ》というのは、古代エジプトの言葉で《猫》を表す言葉だと知り、ますます歴史の深さを感じました。