投稿者: nekomatome

  • 古い歴史を持つアラビアンマウという種類の猫の特徴や寿命を探求

     

    アラビアンマウという種類の猫ちゃんをご存知ですか?1000年もの歴史を持つ自然発生の猫ちゃんで、砂漠の暑さにも耐えうるたくましい猫ちゃんです。
    今回は、この日本ではまだまだマイナーな種類のアラビアンマウという猫ちゃんについて性格や寿命についても調べてみました。

     

    世界で最も古い歴史をもつ?アラビアンマウという種類の猫ちゃん

     

    名前にもある通り、原産国はアラビアつまりアラブ首長国連邦です。 品種改良などの手は加わっておらず、自然発生的に誕生したもので、その歴史はなんと、1000年以上!猫ちゃんの種類の中でも最も古いのではと言われています。

     

    アラビアでは普通に道端にいて野良猫状態でしたが、一部のアラビアンマウがペットとして飼育されるようになったのは最近のことのようです。 そのきっかけは、人々の生活が変わり猫の暮らす場所も砂漠から街へと近づいてきたために、交通事故で亡くなる猫ちゃんたちが増えてしまったことが原因らしいです。

     

    日本では最近野良の猫ちゃんたちはかなり減ってませんか?ペットの猫ちゃんたちも完全室内飼いを推奨する傾向にありますよね。 アラビアでも、野良状態のアラビアンマウたちを保護する活動が広まり、さまざまな研究を経て2008年にドイツのWCF(世界猫連盟)という愛猫団体に承認されました。

    アラビアンマウの特徴や性格、寿命はいかに?

     

    アラビアンマウの見た目は、スリムでかっこいいという印象です。 筋肉質で足が長いのが特徴です。 とにかくシュッとしてる。 イケメン!美猫!(笑) 体重は4キロから7キロくらいで、スリムな見た目からするとわりと重い方ですね。 オスではもう少し大きくなる場合もあるそうです。 被毛の色の種類は多く、いろんな色が見られます。 長さの種類は短毛種です。

    砂漠の地で暮らしてきたせいでしょうか、暑さにとても強いというのが特徴のひとつです。 珍しいですね。

     

    アラビアンマウの性格はどうでしょうか?長い間人にペットとして飼われることなく自然に暮らしてきたので、とっつきにくい性格かと思えば、意外とそうではないようです。 飼い主の言うことをよく聞き、しつけにも困るようなことはないようです。

     

    アラビアンマウの気になる平均寿命は、一般的な猫の寿命とほぼ変わらず12年から14年くらいです。 この寿命のデータが野外での生活がメインの場合だとすると、ペットとして室内で飼うことを想定すれば、もう少し寿命が延びてもよさそうに思います。

    アラビアンマウの飼い方とお値段

     

    アラビアンマウは暑さに強い猫ちゃんですが、日本の暑さとアラビア地方の暑さとでは、暑さの種類が全然違うと思います。 室内でも暑苦しくなる日本の夏は、他の猫ちゃんと同じように十分注意してあげないといけません。

     

    入手方法は、ブリーダーさんを探すしかないと思います。 その場合はおよそ20万円くらいで販売されることになりそうです。 

    日本ではほとんど知られていない種類の猫ちゃんですが、アラビアの景色には溶け込むように馴染みのある猫ちゃんのようですね。 《マウ》というのは、古代エジプトの言葉で《猫》を表す言葉だと知り、ますます歴史の深さを感じました。

     

  • 白ぶち模様の種類の猫オリエンタルバイカラーの特徴や寿命を紹介

    白ぶち模様の種類の猫オリエンタルバイカラーの特徴や寿命を紹介

     

    模様に特徴のある猫ちゃんをお探しの方には白ぶち模様が特徴のオリエンタルバイカラーという種類の猫ちゃんを紹介します。 細くてしなやかなボディでいろんな種類の猫とのかけ合わせによって生まれたとても珍しい猫ちゃんの起源や特徴、寿命などを調べました。

     

    幾種類もの猫の交配により生まれたオリエンタルバイカラー

     

    オリエンタルバイカラーが誕生したのは、1979年のアメリカです。 《オリエンタル》とは、シャムネコに近い猫ちゃんの種類のことを言います。 《バイカラー》というのは、白いぶちの模様がある種類の猫ちゃんのことを言います。 シャムネコと、バイカラーのアメリカンショートヘアを交配させて、その子供のなかでバイカラーの良く出たものを厳選します。 そしてさらに、シャムネコやオリエンタルと掛け合わせて誕生した猫ちゃんです。

     

    オリエンタルバイカラーという種類として世界最大の猫の血統登録機関であるTICAに登録されたのは、1983年になってからです。

     

    オリエンタルバイカラーの特徴や性格、寿命について

     

    オリエンタルバイカラーの外見上の特徴は、名前にも付けられている通りバイカラーつまり白いぶちの模様です。 ぶちの模様はどんな風に出るかは定まっていませんが、体の約1/3が白い毛で覆われているのが理想だそうです。 被毛の長さの種類は短毛種と長毛種の二種類あります。

     

    オリエンタルバイカラーの性格についてですが、明るく陽気で懐きやすいですが、わがままな面もあるということです。 まさに猫っぽいですね、って猫ですが(笑)

     

    オリエンタルバイカラーの平均寿命ですが、オリエンタルバイカラーは病気になりやすい猫ちゃんで、他の猫ちゃんに比べて寿命が短めだと言われています。 一般的な猫ちゃんの平均寿命が15年くらいに対し、オリエンタルバイカラーの平均寿命は、12年から14年くらいだと言われています。

     

    オリエンタルバイカラーの飼い方やお値段は?

     

    飼い方については注意する点があります。 先ほどの性格について書いたときに少し触れましたが、オリエンタルバイカラーは自己主張が強くわがままな面があります。 そこで厄介なのが、オリエンタルバイカラーの鳴き声の大きさです。 気に入らないときや何かを要求する様なときにかなり大きな声で鳴きます。 猫ちゃんって犬よりも静かで飼いやすいイメージがしますけどねえ。 事前に泣き癖をきちんとしつけできるくらいのしっかりとした心構えが必要ですね。

     

    では、オリエンタルバイカラーのお値段はいくらくらいなのでしょう。 日本のペットショップではみあたりません。 海外でのお値段は、約4万円から5万円程度だそうです。 このくらいのお値段で購入できればお手頃ですね。 ただし、海外からの輸入に掛かる費用などがかかるため、実際は15万円以上はかかるようです。

     

    鳴き声の大きさと、病気になりやすいという体質が少し気になる点ですが、愛情を持って接すればどんなことも乗り越えられるでしょう。

     

  • シャムネコ似なのに短い尻尾の種類の猫メコンボブテイルの特徴や寿命

    シャムネコ似なのに短い尻尾の種類の猫メコンボブテイルの特徴や寿命

     

    シャムネコに似ていて、くりくりしたブルーアイズが印象的なメコンボブテイルという種類の猫ちゃんがいるのですが、日本ではほぼ知っている人はいないのでは? 尻尾の短いシャムネコといった感じに見えるメコンボブテイルの起源や特徴・寿命について紹介します。

     

    ボブテイルの種類の中でも希少なメコンボブテイルの起源

     

    原産国はロシアとなっていますが、なぜメコンとよばれるのか? メコンといえばメコン川を連想するのですが、たしか東南アジアですよね。  そのわけは、メコンボブテイルの祖先となる猫は、一説によるとロシア人の有名な俳優さんが、東南アジアの各国から輸入した猫だったことがわかっているので、そのことが関係しているのかもしれません。

     

    東南アジアというと、イラン・イラク・中国・モンゴル・ラオス・ミャンマー・ベトナムのことです。 なるほど、どこかの寺院や王宮が似合いそうな猫ちゃんですよね(笑)

     

    WCFの公認となったのは、2004年8月で、その後、ロシア・ベルラーシ・ラトビア・ポーランド・チェコ共和国・ドイツなどで繁殖を続けられているそうです。

     

    メコンボブテイルはどんな特徴の猫ちゃん?性格、寿命はどのくらい?

     

    メコンボブテイルの外見上の特徴は、名前にもついているように短い尻尾で、ボブテイルと呼ばれる種類です。 パッと見た感じはシャムネコにとても似ていますが、シャムネコはスリムで尻尾が長いのが特徴ですよね。 被毛の種類は、短毛で、ポイントカラー(手足や顔の部分の濃い色)が特徴的な猫ちゃんです。 色の種類は、シャムネコにもある茶系にくわえて、クリームもいます。 メコンボブテイルの性格は、友好的で他の種類の動物や子供といても平気なので、飼いやすい猫ちゃんだと思います。

     

    メコンボブテイルの平均寿命は、正確なデータがみつからなかったのですが、参考としてシャムネコの平均寿命をあげると、10年から13年と一般的な猫ちゃんの寿命よりは短めです。 シャムネコの血統をもつカラーポイントショートヘアは、13年から15年となっているのをみると、うまく飼育すればそのくらいの寿命になるのではないかとも考えられます。 

     

    メコンボブテイルの飼い方やお値段が知りたい

     

    短毛のためブラッシングなどのお手入れは週に1から2回程度で良いので楽そうですね。 運動量が多いのでキャットタワーなどの高さのある遊び場や、おもちゃを何種類か用意してあげたほうがいいです。

     

    きになるメコンボブテイルのお値段ですが、日本での実績がほとんどないため残念ながらはっきりした情報がありませんでした。 シャムネコのお値段の相場が10万から20万円くらいだとすると、希少なメコンボブテイルはそれ以上かも。 ペットショップではほとんど取り扱いがない種類の猫ちゃんなので、信頼できるブリーダーさんを探してみる方がいいですね。

     

    外国の絵本から飛び出してきそうな姿をしているメコンボブテイル。 かつてはタイの王族にも愛されたといわれる説があります。 とても珍しい猫ちゃんなので会ってみたいなあ~

     

  • どの種類の猫の混血種?カラーポイントショートヘアの特徴や寿命

    どの種類の猫の混血種?カラーポイントショートヘアの特徴や寿命

     

    スリムな体にぴんと立った大きな耳、シャムネコのような高貴な印象をうけるカラーポイントショートヘアという種類の猫ちゃんをご存知ですか? 日本のペットショップでは見かけることが出来ない猫ちゃんです。 カラーポイントショートヘアって、どんな猫ちゃんとの組み合わせなんだろう? 今回はその交配についてや、特徴、寿命について紹介します。

     

    カラーポイントショートヘアの交配に関わる猫ちゃんの種類について

     

    1940年代にイギリスとアメリカにおいて繁殖計画が進められ、シャムネコと、アメリカンショートヘアーとの交配によって誕生した珍しい種類の猫ちゃんです。 ポイントカラーというのは、手足や顔の部分の濃い色のことを意味し、この部分をレッドやクリーム色にするために品種改良をし始めたのがきっかけでこの猫ちゃんが生まれました。 そのため、アメリカンショートヘアーのレッドが使われたり、そのほかにもアビシニアンなどの短毛の種類の猫ちゃんも混ざった混血種になります。

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    カラーポイントショートヘアとしてアメリカの猫品種の登録協会・CFAの公認を受けたのは1974年になってからです。

     

    カラーポイントショートヘアの特徴や寿命を探る

     

    ハラーポイントショートヘアの外見の特徴は、パッと見た感じはエキゾチックで、高貴な感じがします。 スリムで筋肉質な体形で大きな耳、吸い込まれるようなブルーアイズは、シャムネコの血が濃く入っているのを感じさせます。

     

    被毛の種類は短毛でシングルコートです。 ポイントカラーはレッドやクリーム、ブルー、リンクス、シールなど、16色にも及びます。 似たような種類の猫として、《オリエンタル》《ジャパニーズ》《バリニーズ》というな猫ちゃんもいます。 こちらの種類は長毛あるいは、短毛種になります。

     

    カラーポイントショートヘアの性格はというと、頭が良くて人見知りをしないので良く慣れるそうです。 飼い主さんへの愛情が深いため、他のペットや子供がいるとやきもちを焼くほどだとか! そんなに愛されてみたいですね(笑)

     

    平均寿命については、13年から15年くらいだという情報がありました。 シャムネコの平均寿命は10年から13年で、アメリカンショートヘアーの平均寿命も同じく10年から13年と猫ちゃんの中では短めの寿命ですが、この2種類の猫ちゃんを掛け合わせることで強くなったのかなと思いました。

     

    カラーポイントショートヘアの飼い方、値段の目安はいくら?

     

    カラーポイントショートヘアの飼い方の注意点は、糖尿病や泌尿器系の病気、腎臓病などの病気にもかかりやすいので、健康管理には十分気をつけてあげてください。

     

    入手方法は、ペットショップではなく、ブリーダーさんやキャッテリーさんを頼る方が良いでしょう。 そう思って、調べていたらキャッテリーさんのホームページを見つけたのですが、なんとその方自身が体調不良でもうやめちゃってました・・・残念。 お値段の目安は、シャムネコなどの似た種類の猫ちゃんを参考にすると、20から30万くらいは覚悟していないといけないと思います。 

     

    カラーポイントショートヘアは、原産国のイギリスやアメリカでも希少な種類の猫ちゃんなのでなかなか手に入りにくいですが、飼っていると優雅な気分に浸れそうな異国情緒漂う雰囲気のある猫ちゃんですね。 

  • リンクス系の種類の猫アルパインリンクスの特徴や寿命に注目

    リンクス系の種類の猫アルパインリンクスの特徴や寿命に注目

     

    雪のように真っ白な被毛につつまれていて、ヤマネコのような姿のアルパインリンクスという種類の猫ちゃんがいます。 日本でこの猫ちゃんを知っている人はまだまだ少ないようなので、今回はこのアルパインリンクスの特徴、寿命などについて掘り下げてみようと思います。

     

    オオヤマネコに似た種類のアルパインリンクス

     

    《リンクス》とは、オオヤマネコという意味を表します。 噂では、イエネコとオオヤマネコとを人工的にかけあわせてできた《デザートリンクス・グループ》に属する種類の猫ちゃんではないかと言われています。

     

    《デザートリンクス・グループ》には4種類の猫ちゃんが属しています。 デザートリンクス、ハイランドリンクス、モハーベボブ、アルパインリンクスの4種類です。 この種類に見られる共通点などをあげると、短いしっぽや多指、耳や指の間にフサフサした長い毛の束(房毛)などがあります。 詳しくは次の項目で紹介しますね。

     

    アルパインリンクスの特徴や寿命を調べてみた

     

    アルパインリンクスの一番の特徴は、被毛が白色であるということです。 被毛の種類は直毛と巻き毛の2種類があります。 耳は立っているタイプとカールしているタイプの2種類があります。 体重は4.5キロから大きいものは8キロと幅広く、育て方によって変わるようです。

     

    先ほど紹介した《デザートリンクス・グループ》の、他の猫ちゃんの特徴も紹介しておきますね。 デザートリンクスの特徴は、被毛が白以外で、直毛。 耳はまっすぐ立っています。 ハイランドリンクスの特徴は、被毛が白以外で直毛。 耳はカールしているタイプです。 モハーベボブの特徴は、被毛が白以外で巻き毛というのが条件となります。

     

    アルパインリンクスの性格はどうでしょうか? 写真で見ると、真っ白で凛としたその姿から、プライドの高そうなイメージがしましたが、実際はそんなことないようです。 見た目だけで判断してはいけませんよね。 こうみえて愛情深く社交的な性格のため、猫以外の動物や、子供とも仲良くすることが出来るそうなのです。

     

    アルパインリンクスの平均寿命はどれくらいか調べてみましたが、寿命に関するデータが少なく、正確はどうかは不明ですが、一般的な猫ちゃんたちの平均寿命と同じように12年から15年くらいだという情報がありました。 日本で飼われる頭数が増えると寿命のデータも正確なものが出せるのでしょうが、今のところ長くも短くもなくといったところでしかわかりませんでした。

     

    アルパインリンクスという猫ちゃんの飼い方の注意点やお値段の目安

     

    飼う時の注意点は、多指のため他の猫ちゃんたちよりも爪とぎがしにくくて、伸びてしまうことがあります。 定期的にチェックしてあげて切るようにしたほうがいいと思います。

     

    入手方法は、ペットショップでは難しいと思いますので、ブリーダーさんを探したほうが良いです。 お値段に関してもデータが不足していまして定かではありませんが、20万円以上は覚悟しておかないといけないと思います。

     

    耳に付いているフサフサの房毛がかわいいなあと思ったのですが、ペットとして飼う場合はカットしてしまうことも多いのだとか。 まだまだ日本での情報が少なく謎が多い猫ちゃんですが、飼いやすい猫ちゃんなので興味を持った方は是非。