投稿者: nekomatome

  • ヒョウ柄で野性味漂うモハーベスポッテドという種類の猫の特徴や寿命

    ヒョウ柄で野性味漂うモハーベスポッテドという種類の猫の特徴や寿命

     

    モハーベスポッテドという種類の猫ちゃんは、ある手段を使って絶滅の危機を逃れたものの今もなお希少な種類の猫ちゃんであり、その存在はあまり知られていません。 今回は、モハーベスポッテドの起源に迫り、性格や寿命なども調べてみました。

     

    モハーベスポッテドという種類の猫の起源

     

    モハーベスポッテドの元となった最初の猫ちゃんたちは、アメリカのカリフォルニア州のモハーベ砂漠に古くから住んでいた猫ちゃんたちです。 名前の由来は、そのまんまモハーベ砂漠の《モハーベ》と、被毛の特徴であるスポット柄を表す《スポッテド》が合わさって名付けられました。 野性味あふれる風格で、ペットとして飼われるような存在ではなく、注目もされていませんでした。

     

    ところが、1990年代になってその数が減少し絶滅の危機に陥った時、なんとかこの種類の猫ちゃんを残そうと地元の有志たちが立ち上がりました。 1996年頃からベンガルやアビシニアンといった別の種類の猫ちゃんとの交配が行われ、なんとか個体数を増やすことが出来ました。 ベンガルやアビシニアンが選ばれた理由は、野生の性質を残すためです。 2007年ころからは、個体数も増えモハーベスポッテドどうしでの交配も可能となりました。 現在は、REFRという希少な種類の猫ちゃんを専門に扱う登録団体の公認を得ています。

     

    モハーベスポッテドの特徴を知り、性格や寿命を検証

     

    モハーベスポッテドの特徴は、野性的な印象を受けるその被毛の柄だと思います。 このヒョウ柄の種類は4種類あります。

    ① スポッテドタビー ・・・ 大きさが揃った斑点模様
    ② レパード ・・・ 黄色地に不規則な黒斑点模様
    ③ ロゼット ・・・ 2色以上のカラーが合わさっているマーブル模様
    ④ スノーレパード ・・・ シルバーの雪模様

    どのカラーがお好みですか?

     

    しっぽは短めで、ボブテイルと呼ばれるしっぽの無い種類もいます。 腹ひだという皮膚のたるみがあるのも特徴のひとつです。 大きさは、3キロほどの小柄なものから10キロにもなる大きなものもいるそうですよ、迫力ありそう・・・

     

    モハーベスポッテドの性格については、野生の気質が多くみられ、活動的ですが、独立心が強くクールで人に媚びるようなタイプではないと思います。 イメージは一匹オオカミ的な?(言い方古いか) ちょっとペットにするには難しいかもしれません。

     

    モハーベスポッテドの平均寿命は、データとしてきちんと報告されているものを探すのが難しかったです。 交配に関わりのあるベンガルの平均寿命は12年から15年くらい、アビニシアンの平均寿命は10年から13年です。 このことを参考とすれば、モハーベスポッテドの平均寿命は13年くらいではないかと推測されます。

     

    モハーベスポッテドを飼う時の注意点とお値段の予想

     

    モハーベスポッテドは好奇心が旺盛で、自由が好きです。 たくさん動き回りたいのです。 室内で飼うには充分な広さや高さのあるキャットタワーなどを準備して退屈させないように心がけないとストレスを感じてしまいます。

     

    実際に入手するとなると日本では難しいでしょう。 かなり希少なのでお値段も結構するはずです。 ベンガルのお値段を参考にするとブリーダーさんからの購入で35万から50万円くらいはするかもしれません。 あまり懐いてくれなさそうな印象をうけたのですが、愛猫とのクールな関係を保ちたい方にはぴったりでしょう。

     

  • 短足無毛が個性的ミンスキンという種類の猫の特徴や寿命を調査

    短足無毛が個性的ミンスキンという種類の猫の特徴や寿命を調査

     

    ミンスキンというとても個性的な外観を持つ猫ちゃんがいるのですが、知っている人は少ないでしょうね。 誕生したのはごく最近の話で、2000年代になってからです。 今回はこの一風変わった猫ちゃんのルーツや、特徴や性格、寿命などを紹介します。

     

    ミンスキンという種類の猫ちゃんの誕生

     

    ミンスキンという種類の猫ちゃんは個性豊かな種類の猫ちゃんを掛け合わせて、意図的に作られた新しい種類の猫ちゃんです。 ミンスキンの誕生に関わったのは、アメリカのボストン在住のポール・マクサーリーという人物で、被毛の短いタイプの猫ちゃんを作りたかったようです。

     

    短い足で人気のマンチカンと無毛のスフィンクスを交配させ、それぞれの特徴を併せ持つ猫ちゃんを作ることに成功しました。 名前の由来はわかりやすいでしょ?《ミニ=短い足》と、《スキン=皮膚》で、ミンスキンと名づけられました。 その他にもデボンレックスやバーミーズという種類の猫ちゃんも交配に使用されました。 大きな耳やくりっとした瞳はここからきているのかな。

     

    ミンスキンの特徴をさらに詳しく、性格や寿命も知りたい

     

    ミンスキンの最大の特徴は、短足・無毛だと先ほどから紹介してきましたが、実は被毛の種類は3種類あるので順番に紹介しますね。

    ① ヘアレス ・・・ 被毛が全く生えていない
    ② ファーポインツ ・・・ 被毛は地色とは異なるポイント部分だけに生えている
    ③ フリーコーテッド ・・・ 全身に手触りの良いカシミアの絨毯のような短い被毛が生えている

    単なる無毛とは違い、こんな風にバリエーションがあるのですね。 奥が深い・・・
    ミンスキンの性格は、愛情豊かで人が好きです。 穏やかなので他の種類の動物との交流も問題なさそうです。

     

    ミンスキンの寿命について調べてみましたが、2000年になってからの新しくて珍しい種類なので、まだ寿命についての正確なデータはみつかりませんでした。 参考までに、交配元のマンチカンの平均寿命が10年から13年で、スフィンクスの平均寿命が12年から14年と言われていますので同じくらいではないかと思います。

     

    ミンスキンの飼い方で注意すべきことは?

     

    特徴の一つである被毛の薄さのため、皮脂が吸収されにくい体質です。 皮膚病になってしまう恐れがあるので丁寧なケアが必要になります。 思わぬ怪我の心配もあったり、体温調節にも十分注意してあげないといけません。 さみしがり屋で放っておかれるとストレスを感じるほどなので、スキンシップが大切です。 お世話が大好きでかまってあげられる方におすすめしたい猫ちゃんです。

     

    毛の無い猫ちゃんを調べてみると、ミンスキンやスフィンクス以外にも意外とたくさんの種類がいるんですね。 入手するのはとても困難で高額が予想される猫ちゃんです。 ツイッターなどで調べていると《かわいい》という意見や《苦手》という意見がさまざまでした。 猫初心者ではなかなか飼う勇気がないでしょうね(笑) 興味を持った方は猫上級者かもしれません。 

     

  • 絶滅危機?バーレイニディルムンキャットという種類の猫の特徴や寿命

    絶滅危機?バーレイニディルムンキャットという種類の猫の特徴や寿命

     

    バーレイニディルムンキャットという種類の猫ちゃんがいるのですが、どんな猫ちゃんか知っていますか? 日本では知る人は少ないはずです。 猫好きの方でもあまり知らないバーレイニディルムンキャットのことを知りたくて、特徴、性格、寿命を調査したので紹介しますね。

     

    バーレイニディルムンキャットという種類の猫ちゃんのルーツ

     

    バーレイニディルムンキャットは、サウジアラビアの東海岸の島であるバーレーンに古くから住みついていた土着猫です。 バーレーンという国は、国土のそのほとんどが砂漠地帯です。 そんな過酷な環境の中に自然発生的に誕生した種類の猫ちゃんだといわれています。 点々としたスポット柄がボディの両側に入っているエジプシャンマウという種類の猫ちゃんに、被毛の特徴が似ている為なにかしら関係があるかもしれないと言われています。 とはいうものの、出生にまつわる具体的な根拠などはいまだによくわかっていないらしく、現在は遺伝子レベルで解析中のようです。

     

    バーレイニディルムンキャットの特徴や性格を詳しく解説、寿命はどれくらい?

     

    バーレイニディルムンキャットの特徴で目立つところは、先ほども触れましたが被毛についているスポット柄です。 スポットタビーと言われます。 砂漠地帯で暮らすのに適するような特徴があります。 大きな耳は体温を逃がしやすくなります。 被毛の長さの種類は短毛で密集しています。 また、猫ちゃんにはとても珍しいのですが水を怖がらず、むしろ好むのも砂漠地帯ならではの特徴かもしれませんね。

     

    バーレイニディルムンキャットの平均体重は、2.5キロから4.5キロくらいで、とてもスリムです。 性格はどうかと言いますと、見た目のクールさからはイメージが異なるのですが、とても愛情深くて活発です。 他の種類の動物や、人が多く集まる環境のご家庭でも飼いやすい猫ちゃんだと言えます。

     

    バーレイニディルムンキャットの平均寿命は何年くらいだと思いますか? 一般的な猫ちゃんの寿命が15年くらいです。 良く似た模様のエジプシャンマウの平均寿命は10年から13年くらいで、バーレイニディルムンキャットの平均寿命が10年から16年くらいだと言われています。

     

    バーレイニディルムンキャットの飼い方や購入時のお値段予想

     

    バーレイニディルムンキャットの暮らしてきた地域は、気温の高い環境だったため、日本の寒さや季節の変わり目による気温の変化には苦労するかもしれませんね。 体温調節には十分気をつけてあげてください。 被毛の種類は短毛のためブラッシングはあまり気にしなくても良いかと思います。 水を嫌がらないのでシャンプーはしやすいと思いますのでぜひしてみてください(笑)

     

    飼ってみたくなった!って方・・・ところが、バーレイニディルムンキャットは、日本では入手方法がとても難しい猫ちゃんです。 ペットショップやブリーダーさんを介してもしも運よく購入できるチャンスが来た場合は、50万円以上の高額になってしまうでしょう。 お高い(汗)

     

    古くから存在していたにもかかわらず謎が多いバーレイニディルムンキャットという種類の猫ちゃんは、実は絶滅の危機とも言われているくらい希少な猫ちゃんなのです。
    そうならないように少しでも多くの方に知ってもらいたいと思います。

     

  • 小さな妖精ドウェルフという種類の個性的な猫の特徴や寿命

    小さな妖精ドウェルフという種類の個性的な猫の特徴や寿命

     

    今回紹介する猫ちゃんは、見た目にすごくインパクトのあるドウェルフという種類の猫ちゃんです。 なんと毛が無い猫ちゃんです! ドウェルフは3つの種類の猫の交配により誕生した珍しい猫ちゃんです。 その誕生までの過程や、性格、寿命などを紹介していきますね。

     

    ドウェルフの誕生にかかわった猫の種類は?

     

    ドウェルフは、個性的な3種類の猫ちゃんのそれぞれの特徴をおもいっきり受け継いだ、ちょっと、いや、だいぶん変わった種類の猫ちゃんです。 ①マンチカンからは、可愛らしい短い足を ②スフィンクスからはヘアレスという特徴を ③アメリカンカールからはカールした耳を これらの特徴をすべて併せ持っています。 ちょっと個性が強いタイプなので好みはわかれるかもしれませんね・・・

     

    ドウェルフという名前の由来は、ドワーフ=小人という意味と、エルフ=妖精という意味を組み合わせたものです。 なるほどなんだか映画や絵本の世界にいそうな雰囲気を持っていますね。
    と、思えばやはり毛の無い珍しい種類の猫ちゃんが、あの有名な映画『E.T』のモデルになったと言われているそうです。 皮膚のシワシワ感が似てますね。

     

    ドウェルフの特徴とは?性格や寿命を調査

     

    ドウェルフの特徴は、先ほどの誕生にまつわるお話のところで説明したとおり、短足で無毛というところでしょう。 あ、これ人間だとあまり良いイメージではないですね(笑) 平均体重は2キロから3キロで、一般的な猫ちゃんの大きさと比べるとかなり小さいですね。 ドウェルフの性格はどんな性格かというと、見た目の印象とは違って社交的で人懐っこいのです。 活発に動き回るのでよく遊んであげましょう。

     

    ドウェルフの平均寿命は何年くらいか調べてみました。 一般的な猫ちゃんの寿命とほぼかわらず、12年から16年くらいのようです。 交配元のマンチカンの平均寿命は10年から13年と少し短めですが、スフィンクスだと12年から14年、アメリカンカールは12年から16年ですので、これらの寿命とほぼ同じですね。

     

    ドウェルフの飼い方や購入時のお値段は?

     

    ドウェルフを飼う場合は、注意する点がいくつかあります。 無毛のため寒さに弱いので体温調節してあげたり、衛生管理が大切です。 ペット用の服を着せたりしてあげるといいかも。 他の種類の猫ちゃん同様、良く遊ぶので室内用の遊び場を用意していっぱい遊ばせてあげないといけませんが、怪我に気をつけなければいけません。

     

    入手方法は、珍しい種類の猫ちゃんなのでペットショップではなかなか難しそうですね。 親切で信頼できるブリーダーさんを探せると良いのですが。 お値段は予想になってしまうのですが、ドウェルフの交配の元となっている猫ちゃんを参考にすると20万から30万円くらいではないかと思います。 もしかしたらそれ以上の高額なお値段になるかもしれません。

     

    どんな猫ちゃんよりも個性的な種類の猫ちゃんを飼ってみたい方で、お世話好きな方にはぜひお勧めの猫ちゃんです。

     

  • 二種類の色の巻き毛を持つ猫ウラルレックスの起源や性格寿命を紹介

    二種類の色の巻き毛を持つ猫ウラルレックスの起源や性格寿命を紹介

     

    ウラルレックスという種類の猫ちゃんを聞いたことがありますか? なんだか恐竜みたいな名前で強そうですね(笑) 実際はどんな猫ちゃんなのかわからないことだらけなので、ウラルレックスの特徴や性格、寿命について調べてみました。

     

    ウラルレックスという種類の猫ちゃんの起源

     

    ウラルレックスの発祥の地は、ロシアです。 1940年代からロシアのエカテリンブルグという土地で生息していました。 巻き毛の特徴を持つ猫ちゃんでしたが、当時は誰からも注目されることなくひっそりと暮らしていました。 その後、1988年にロシアのザレーチヌイ地方というところで産まれた二種類の色を持つ巻き毛の子猫が注目され、繁殖計画が立てられました。 この時に捕獲された二色の巻き毛を持つ猫ちゃんと、黒ブチ模様の猫ちゃんを交配させることで、今のウラルレックスに近い子猫が誕生したわけです。 その後も繁殖活動は続けられ、他の種類の猫との品種改良にも使われたりもしました。 2006年にはドイツの有名なWCFという協会で、正式にウラルレックスという種類が公認されるようになりました。

     

    ウラルレックスの特徴は?寿命はどれくらいかな?

     

    ウラルレックスの特徴はというとまずは、短くてもじゃもじゃした巻き毛です。 こういう毛並みのコート流行ってる(笑) 目はまんまるで、びっくりしたみたいな表情が印象的でかわいいです。
    被毛の色の種類は黒白で、子猫の時は黒の部分がグレーっぽい色なのですが、成長とともに黒色が強く出てくるそうです。 体重の平均は、3キロから6.3キロとなっていて、メスはわりと小柄です。

     

    性格はどんなタイプでしょうか。 ウラルレックスという種類は、人に良く懐き他の種類の動物ともうまく共存できる優しい猫ちゃんです。 さみしがり屋で甘えん坊な面もあるので、しっかりとかまってあげられる環境で飼ってあげてほしいです。

     

    ウラルレックスの平均寿命に関しては、11年から14年と記録されており、一般的な猫ちゃんの寿命よりも若干短めです。 丈夫そうなイメージの猫ちゃんなので、それにしては寿命が短いなあという印象がしました。 特に注意が必要な疾患などの報告はなく飼いやすい猫ちゃんのはずなので、今後の調査では寿命が少しでも延びていればいいなと思います。

     

    ウラルレックスの入手方法とお値段を知りたい

     

    日本では取り扱いがほとんどされておらず、見つけにくいウラルレックスを飼うにはどうすればいいでしょうか? インターネットで検索してみましたが、国内のブリーダーさんの情報を見つけるのは難しいですね。 無さそう(汗) 海外からの輸入に頼るしかなさそうなので、個人ではなく業者を介した方が安全で良いと思います。 その場合お値段は相当お高くなりそう・・・(さらに汗)

     

    鳴き声も小さく温和な性格で飼いやすいとされているウラルレックスですが、巻き毛のお手入れはきちんとしてあげないといけません。 とってもかわいい猫ちゃんなので日本でもその存在が多くの方々に知られるようになり、入手しやすくなればいいのになあと願うばかりです。