会社の同僚のNさんが飼っている猫がラガマフィン。 なんでも家族みんなが寝静まった真夜中のリビングの極秘捜査が日課なんだとか。 それもいつも家族みんなで一緒にいる、すっかりなじみのわかりきった場所のに。 そんな今ではウルトラ元気ニャンコな女の子ですが、来た当初は色々戸惑って、とっても心配したんだとか。 初めて乳歯が抜けた時、血が出ているを見て驚いて、心配になって慌てて獣医に連れて行ったり。 でも乳歯の生え変わりは3カ月~5カ月の子猫であれば普通にあることなので、腫れたりしていなければなんてもないです。 それから来てから1年もたつのに、シッポの毛がほかの子に比べてボリュームがなくて、これまた心配になって猫友達に聞きまわっていたり。 でも今では、自由気ままにそこかしこで居眠りしたり。 ギガニャンコっぷり全開になんか自慢げだ。
この記事の目次
ラガマフィンてどんな猫の種類
ラガマフィンは、ラグドールという種類に非常に良く似ています。 それもそのはず、祖先にはラグドールが深く関わっているためです。 ラグドールはアメリカのブリーダーのアン・ベイカーが誕生させました。 彼女はIRCAという組織を作り、ここに登録されたブリーダーしか名前の使用権を認めませんでした。 そしてフランチャイズチェーンのようなビジネスモデルを展開し販売していきました。 これに反発した人たちがIRCAから離れRFCIという団体を立ち上げました。 そしてラグドールとペルシャ、ヒマラヤンなどを交配し、ラガマフィンが生まれました。 そのため誕生してから歴史は長いものの、正式登録が行われたのはわりと新しい猫の種類です。 そして名前のラガマフィンには、「いたずらっこ」や「ぼろをきた人」という意味があります。
ラガマフィン猫の寿命・性格・特徴
ラガマフィン猫はラグドールと外見がよく似ています。 ですがラグドールは、被毛の色がバイカラーのものやバンバイカラーのものなど限定されます。 また瞳の色なども限定されています。 一方ラガマフィンの場合、被毛のカラーには規定がありません。 個体によって、被毛の色合いやパターンが全く違ってきます。 また目の色に関しても様々な種類があります。 この点がラグドールとの大きな違いになります。
ラガマフィンの体格ですがラグドールと同様に比較的大柄です。 重量がその分重くて、大きな個体では体重が9キロ前後になります。 平均体重はオスで5.0~9.0キロ、メスで4.0~7.0キロです。
性格もラグドールと同じところを受け継ぎ、頭が良くてとてもおとなしく、人が大好きです。 これはたまたラグドールと同じで、抱っこするとおとなしく抱かれています。 また遊ぶのが大好きな性格なので、その名の通りいたずら好きでやんちゃな一面も持ち合わせている子も多いです。
ラガマフィンの寿命については、10年から13年程度とされています。 猫の寿命は一般的に15年前後と言われているのでそれと比べると比較的短めです。 ですが平均寿命よりも長生きする個体ももちろんいます。 日ごろの生活習慣に気を配ってあげれば、より長生きしてくれる可能性がアップします。
ラガマフィン猫の飼い方、値段は
ラガマフィンですがとても人懐こい性格で、おとなしいことに加えて、頭も良いです。 たとえ放っておかれても一人で遊んでいます。 ですので室内で飼うのにも適してとても飼いやすいです。 長毛種ですのでスキンシップも兼ねて、1日1回はブラッシング・コーミングをしてあげましょう。 またおとなしい性格ですので、あまりかまわないと運動しないで寝てばかりになります。 そうなると肥満になりやすいですので、適度に運動させてあげてください。
ラガマフィンですが、正式な猫の品種として確立してからまだ日が浅いので、その他の品種と比べる値段が安定していない傾向があります。 ショップでは20万円前後、ブリーダーであれば20万円~30万円前後の予算を準備しておくと良いでしょう。 子猫を購入する時は、なるべく筋骨の発達した子猫を選びましょう。 また被毛に触ってみてよりやわらかで滑らかな子を選びましょう。