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セルカークレックスてどんな猫の種類
アメリカモンタナ州のアニマルシェルターで、1982年にカールした被毛と髭の猫が生まれました。 それをその施設の職員が偶然発見しました。 これがセルカークレックスの始まりです。 このようにそこで運よく発見されなければ、セルカークレックスは今存在していません。 とてもラッキーな猫ですね。 この猫はその後ペルシャ猫のブリーダーに引き渡され交配・繁殖が繰り返され、今のセルカークレックスの原型になってます。 名前のセルカークレックスですが、発見されたアニマルシェルターの近くに「セルカーク山脈」があったことと、被毛がカールしているウサギの「アストレックス・ラビット」からつけられたようです。
セルカークレックス猫の寿命・性格・特徴
セルカークレックス猫には長毛種と短毛種がいます。 顔立ちがとてもユーモラスで、小学生低学年の健康優良児のようなパンパンの丸い顔にちっちゃい鼻をしています。 ですがその一番の特徴は全身にある巻き毛です。毛並みだけ見るとまるで小さな羊のような感じもします。 そして体格は平均的な猫より大きい方です。 平均体重はオスで4.5~6.5キロ、メスで3.0~4.5キロで、筋肉質で骨格もよく大きい部類です。
性格は甘えん坊ですが、大変おとなしく静かです。 そのため羊の皮をかぶった猫と呼ばれています。 ですが遊ぶことも大好きで、運動も大好きです。 この猫の平均的な寿命は13年~15年です。一般的な猫と大体同じくらいです。 また成猫になるまで時間ががかり、3年くらいを要します。
セルカークレックス猫の飼い方、値段は
被毛がカールしているので毛がもつれやすいです。 長毛種の子であれば1日朝晩の2回、短毛種の子であれば1日回ブラッシングしてあげましょう。 おとなして手がかからない子なので、ほかの猫ともうまくやっていけます。 ですがまわないと何もしなくなってしまいます。 肥満や運動不足解消のためにも適度に遊んであげてください。
腎臓系の遺伝的な病気をおこしやすいです。 また遺伝的におかしくなくても、ほかの猫と同様に高齢なと腎不全を起こしやすくなります。 手ががからないのはうれしいのですが、普段からまるで羊のようにおとなしいため、病気で元気がないのかがわかりづらいです。 ですので病気の発見が遅れて重症にならないよう、日頃の体調管理に十分に気を配ってあげてください。 少しでも不自然なことに気が付いたら早めに病院で見てもらいいましょう。
この猫の値段ですが、一般的なペットショップでは15万円~25万円前後、ブリーダーからだと20万円~35万円前後です。 羊のようなもこもこの毛並み猫ちゃんをかわいがってみたい方、セルカークレックスを家族に迎え入れてみてください。