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バンビーノてどんな猫の種類
バンビーノですがこの猫は新しい品種で、スフィンクスとマンチカンを交配させることによって誕生しました。 アメリカでキャッテリーを経営しているご夫妻がスフィンクスとマンチカンを譲り受け、その猫を交配させたものです。 ちなみにキャッテリーですが、これは「TICA」、「CFA」の2つの血統書を発行する団体から、両方の認定を受けた繁殖家のみが名乗ることを許されるものです。 バンビーノの名前の由来ですが、お笑い芸人のバンビーノとは無関係です。 バンビーノはイタリア語で「男の子」を意味しています。 この猫は成猫になっても被毛がなく、その姿がまだ子猫のように見えるところからこの名がつけられたそうです。 一方のお笑い芸人のバンビーノは料理漫画「バンビーノ!」からもってきたそうです。
バンビーノ猫の寿命・性格・特徴
バンビーノ猫の最大の特徴は、スフィンクスのように体毛がなく、そしてマンチカンのような短い四肢となっているところです。 レモンの形をした目はとても大きく、耳もとても大きくピント立っています。 そしてほお骨は突き出ていて、おでこは平らになっています。 生まれたばかりの頃はおでこを中心にたくさんのしわがあり、全身しわだらけです。 またそのしわが成長しても残っている方が健康な方であると言われています。
体重は約2.5キロから4キロほどの中くらいの体型で、皮膚の色は白、ピンク、黒の3種類に分かれています。 手足は短いですが運動神経はとてもよく、飼い主と遊ぶのが大好きで、飛び回りながらはしゃぎます。 夢中になって飛び跳ねて遊んでいるその様子は、まるで子ザルが遊んでいるようにも見えます。
この猫の性格もスフィンクスとマンチカン、両方を受け継いでいます。 陽気で活発、やんちゃ、人見知りがなく、飼い主に愛情深いという特徴を持っています。 人見知りもないので、他の動物や飼い主以外の人間にも親しみをもって接することができます。
バンビーノ猫の寿命ですが、スフィンクスやマンチカンの寿命が約14年なので、バンビーノもそれくらいでないかと言われています。
バンビーノ猫の飼い方、値段は
バンビーノの飼い方ですが、飼育するにあたって一番注意する点は、体毛がないので体温の調節が上手にできないことです。 冬場は室内の温度管理など寒さ対策を行い、夏は外に出さないように気を付けましょう。 被毛がないですので当然のことながら直射日光に当ててはいけません。
それと被毛がないため皮脂がたまりやすく皮膚病にかかりやすいです。 特にしわの部分には汚れがたまりやすくなっているので適切なケアが必要になります。 定期的な入浴や柔らかい布の蒸しタオルで汚れをふき取るなどして、皮膚のお手入れをしてあげましょう。
バンビーノ猫の値段ですが、日本では繁殖も流通もしていません。 購入する際には海外の「TICA」や「CFA」に問い合わせる必要があります。 バンビーノ自体が希少品種であるため、かなりの大金が必要になると思われます。