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シャルトリューてどんな猫の種類
シャルトリューはフランスを原産とする猫の種類で自然発生種です。 フランスでは古い文献(16世紀)の中にシャルトリューと思われる猫の描画が残ってます。 ではそのもともとの起源についてはどうかというと、言い伝えのみで文献が残っていません。 その言い伝えとは、「当時の修道士でシャルトリュー派の人たちが北アフリカから連れてきた猫の子孫である」あるいは、「15世紀くらいに持ち込まれた欧州の猫の子孫である」など様々です。 またシャルトリューですが2回絶滅の危機に会いました。 第一次世界大戦と第二次世界大戦の時です。 このときフランスのブリーダーの努力により絶滅を免れ、今では「ブルー御三家」と言われるほど高貴な猫になりました。 シャルトリューは短毛種ですが、この猫に長毛種がいてそれが「ベネディクティン」です。
シャルトリュー猫の寿命・性格・特徴
この猫の特徴で一番にあげるものは、美しい光沢のあるブルーの毛並みです。 この美しい毛並みは見た目美しいだけではなく、羊毛のように密生し防水性にも優れていたため高値で取引されました。 このため密猟が相次ぎ、絶滅の危機にさらされるほどです。 このときベル島に住んでいたブリーダーが猫牧場を作り繁殖させ、絶滅の危機から免れました。 またボディですが見た目もっかしりしており、太くて抱きごたえがあります。 ですがそのポッテリとした胴体とはとても対照的に、4本の脚はほっそりしてます。
シャルトリュー猫の性格ですが犬のような猫と言われるほど従順でおとなしいです。 それとフランスの厳しい自然環境にも適応し、忍耐さと温厚さも持ち合わせています。 また人懐っこいとろもあり、飼い主に遊んでもらうことが大好きです。
体重は平均でオスが4.0~6.0キロ、メスが2.5~4.0キロです。 外見からは重い感じがするのですが、一般的な猫と大体同じくらいです。 またこの猫の寿命はだいたい13年~16年くらいです。 こちらも一般的な猫と同じくらいです。 ただ日頃の健康管理をしっかりしておけば、これより5年以上長生きすることも珍しいことではありません。
シャルトリュー猫の飼い方、値段は
この猫の飼い方ですが、短毛種で被毛が短いです。 また抜け毛は比較的少ない方です。 すので1日1回を目安にブラッシングをしてあげたください。 それと最低でも月に1度はシャンプーをして、毛穴の奥に溜まっている汗や皮脂を落としてあげてください。
シャルトリューですが、元々フランスの山間部の悩みであるねずみなどの害獣駆除のためにも飼われていました。 そのためが狩りが得意なハンターの血を引いています。 ですのでパワフルに動きまわります。 そして筋肉質でもあります。 人間でもそうですが、筋肉がつきやすい性質を持っている動物は、運動をしないと肥満になりやすいです。 ですのである程度運動のできる空間やキャットタワーなどを用意してあけてください。 またスキンシップと運動も兼ねて、できる限り一緒に遊んであげてください。
シャルトリュー猫の値段ですが、15万円から25万円前後、ブリーダーからだと20万円から30万円前後です。
この猫は鳴き声はとても小さく、性格はおとなしく、そのうえ頭がよくしつけもしやすいです。 また毛並みはとても美しく、そのうえいつも微笑んでいるように見えるその表情から、「微笑みの猫」と言われています。 もとても飼いやすい、まさに猫初心者さん向けの「微笑みの猫」ちゃんです。