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ドラゴンリーてどんな猫の種類
中国にいたハイイロネコと呼ばれるヤマネコの亜種から自然発生してできた種類の猫と言われています。 2003年~2004年に北京で催されたキャットショーで実験的品種としてお披露目されています。 中国最大の品種登録団体CAAのキャットショーで、この種類の猫ちゃんがチャンピオンになったり、CAAの積極的な活動により2010年にはCFAで公認されたという経緯があります。
ドラゴンリー猫の寿命・性格・特徴
最大の特徴は、ヤマネコから自然発生した種類の猫ちゃんらしく、がっしりとした筋肉質の体型であることです。 被毛は、シマ模様の一部が途切れたような茶色のトラ模様です。マックレルタビ―と呼ばれる特徴のある模様になります。一本一本の毛の色にも特徴があり、短めで、根元が黒色で他が茶色をしています。 体重は大体3.8㎏~5.0kgです。
性格は、飼い主さんに対して従順で、社交的です。 さらに我慢強い性格で賢いため、ペットとしての飼い方も難しくない特徴を持つ猫ちゃんになります。 まだ国内では非常に珍しいドラゴンリーの寿命は10年~13年と言われています。 この猫ちゃんに特有の遺伝病などはまだ見つかっていないようです。寿命に関わるような大病をすることはあまりないかもしれませんが、ストレスを溜めないような飼い方が大切な猫ちゃんのようです。 後述の部分でも触れますが、運動量の確保は寿命を縮めないためにも重要な要素なので、お部屋を運動しやすいよう整えましょう。
ドラゴンリー猫の飼い方、値段は
飼い方として注意しなければならない猫ちゃんのための環境ですが、他のペットや子供と一緒に暮らすことができる社交的な性格です。 家族構成・他のペットの有無を気にしなくていいのも特徴です。 一方で、前述の寿命の部分でも触れていますが、ストレスを主に運動で発散するタイプですので、運動量の確保が飼い方の重要な要素です。 キャットタワーなどを用意して上下移動の伴う運動ができるようにしてあげましょう。
短毛なので、ブラッシングは1週間で1回で十分です。 お手入れに手間がかからない飼い方のできる猫ちゃんは嬉しいですよね。 しかし、飼い主の注目を集めるのが大好きな性格もあってか、スキンシップの確保のために、これより多く1日1回を勧める記述も見られます。 短毛なために寒さに弱い猫ちゃんです。特に冬はお部屋の温度管理や猫風邪など予防に気を配ってあげてくださいね。
この種類の猫ちゃんを飼い始めたい人には、子猫にかかるお値段が気になりますよね。 ドラゴンリーという種類の猫ちゃんは最近認められたためか、まだほとんどが中国にいます。 最近持ち込まれたアメリカにも、ほんのわずかしかいません。 入手するには中国に問い合わせる必要がある可能性も心に留めておきましょう。 海外のサイト(英語)で確認してみると、お値段はだいたい$400~$900ドルの範囲となるようです。 海外から子猫ちゃんを入手するには、検査やお手続きなどのお値段が余分にかかり、そのお値段は20万円~30万円くらいを少なくとも見積もっておかなければなりません。
ほとんどが中国にいるために入手にかかるお値段が確実には分からないかもしれません。 しかし、子供や他のペットと一緒に過ごせる性格なため、チャンスがあれば是非飼ってみたいという方も多いことでしょう。 寿命を全うさせてあげるためにも、室内で飼う場合には運動量の確保には気を配りましょう。