カテゴリー: ヤ行の猫の種類

  • ヨークチョコレート猫ってどんな種類?寿命はどれくらいなの

    ヨークチョコレート猫ってどんな種類?寿命はどれくらいなの

     

    ヨークチョコレートてどんな猫の種類

     

    アメリカで1983年に生まれた「ブラウニー」と呼ばれる茶色の猫ちゃんが元になっている新しい種類です。 ブラウニーの両親の被毛ははどちらも長毛で、色は父親が黒で母親が白黒でした。 また、ブラウニーと黒の長毛の雄の猫ちゃんとの間に生まれた子猫の被毛は、一匹がチョコレート色で、もう一匹はホワイトとチョコレートとの2色でした。 この被毛の色の特徴に目を付けて飼い主が繁殖を始めました。

     

    TICAやCFA、他にFIFeといった大きくて国際的な猫の登録団体ではまだ認められていません。 1990年代から2000年代にかけて、これらとは別の団体であるCat Fanciers’ Federation(CFF)にて「実験品種」として認められたり、Canadian Cat Associationにてチャンピオンシップステータス(CCA)を得ています。

     

    ヨークチョコレート猫の寿命・性格・特徴

     

    繁殖が始まるきっかけが、被毛の色だった程の猫ちゃんですので、やはりその特徴も被毛になります。 被毛は大きく分けて2種類です。 被毛が単色のソリッド、2色のバイカラーです。 
    ソリッドの色にはチョコレートとライラックがあります。 バイカラーは、このそれぞれの色にホワイトが加わっています。 また、子猫の頃よりも成長するにしたがって被毛の色が濃くなっていくのも特徴です。 色以外の被毛の特徴は、とても柔らかいことです。 首元と胸元では被毛に厚みがあります。 また、目の色はゴールドやグリーンです。

     

    性格は、落ち着いている一方で、茶目っ気があって人懐っこく、飼い主さんに構ってほしいタイプの猫ちゃんです。 こういった性格の特徴は、飼い方にも影響するので知っておきたいところです。 また、賢く好奇心旺盛な面もこの猫ちゃんの性格にはあるようです。

     

    寿命は、13歳~15歳とする海外のサイトがありました。 日本語の記載ではヨークチョコレートの寿命がすぐには見つかりませんので、やはりとても珍しい種類の猫ちゃんのようです。 他の種類の猫ちゃんたちも合わせた一般的な平均寿命が約15歳であることを考えると、ちょっと短いかもしれませんが、だいたい同じくらいの期間を一緒に過ごせると思われます。 猫ちゃんの過ごす環境や健康の状況で、寿命は十分に長くなるはずですので、飼い方などに気を配ってあげたいですね。

     

    ヨークチョコレート猫の飼い方、値段は

     

    被毛が特徴の猫ちゃんですので、飼い方においてブラッシングには気を配りたいですよね。 頻度はそんなに多くなく、週に1回か2回で十分なようです。 抱っこなど飼い主さんとのスキンシップを好む性格ですので、猫ちゃんと過ごす時間をとるようにすることも飼い方では大事になります。

     

    ヨークチョコレートのお値段は、海外のサイトで見ることができます。 珍しいために国内でヨークチョコレートの猫ちゃんを扱っているところを見つけるのは難しいかもしれません。 子猫ちゃんのお値段を調べてみると、$300 ~ $500 USDとの記載がありました。 猫の種類別に、お譲りしてくださる猫ちゃんを提示しているサイトでは、お値段についてまでは書かれていません。 相場のお値段はこの範囲くらいと考えたらよいでしょう。 海外から猫ちゃんを入手するのであれば、輸送にかかるお値段だけでなく、予防接種やお手続きにかかる費用も調べておかなければなりません。 余裕をもって猫ちゃんをお迎えできるよう、経済的な負担はよく確認しましょう。

     

    飼い主さんにかまってもらう事を喜ぶ性格が特徴の猫ちゃんです。 抱っこなどを好むので、柔らかい被毛をなでるのも飼い主さんの楽しみの一つになるでしょう。 構ってもらえないと中にはストレスになってしまう猫ちゃんもいるようです。 猫ちゃんの健康や寿命のことを考えると、ペットと長い時間を過ごす飼い方をしたい人に大変向いています。

     

  • ヨーロピアンショートヘアーという種類の土着猫の特徴や寿命にせまる

    ヨーロピアンショートヘアーという種類の土着猫の特徴や寿命にせまる

     

    スウェーデンやイタリア地方で誕生したヨーロピアンショートヘアーという種類の猫ちゃんをご存知ですか? イギリスのブリティッシュショートヘアーや、アメリカのアメリカンショートヘアーに似た種類ながら、いまいち世間には知られていない存在のようです。 今回はこのヨーロピアンショートヘアーについて掘り下げて、特徴や寿命などを探ります。

     

    ヨーロピアンショートヘアーという種類の土着猫

     

    ヨーロピアンショートヘアーは1982年までは、ブリティッシュショートヘアーと区別なく同じ種類の猫ちゃんとされていたんですよ、でもなぜ今は別々の種類なのでしょう。 これにはこんな訳があります。 ヨーロッパが本拠地のFIFeという愛猫団体が、ヨーロッパの土着猫を一つの猫の種類として確立させようとして正式に登録したのです。 《土着》とは、その土地に長く住みついていることを意味します。 日本ではまだあまり知られていませんが、地元のヨーロッパ地方では馴染みのある人気の猫ちゃんなのですね。

     

    ヨーロピアンショートヘアーの特徴や性格、寿命は?

     

    ヨーロピアンショートヘアーの体型はブリティッシュショートヘアーよりはやや細めですが、がっしりしていて筋肉質です。 頭は大きめで丸みをおびていて愛嬌があると思いますよ。 耳はピンと立っています。 被毛の種類は光沢のある短毛で、色はブラック、レッド、ブルー、クリームなどさまざまな色味をもちます。 目の色も被毛の色に準じてさまざまなパターンがあります。 全く色素の抜けた突然変異のものもおり、ヨーロッパアルビノと呼ばれています。 アルビノの中には左右の目の色が違うオッドアイと呼ばれる種類も生まれます。 オッドアイってめちゃくちゃかっこいいですよねー。

     

    ヨーロピアンショートヘアーの性格はというと、頭が良く、犬や他の種類の猫とも暮らせるような社交性をもっています。 温厚でよく懐くので飼いやすさはバツグンです。 ヨーロピアンショートヘアーの平均寿命は、16年から19年と言われています。 一般的な猫ちゃんの寿命よりだいぶ長いですね。 同じ種類といわれていたブリティッシュショートヘアの平均寿命は14年から17年とのことですので、かなり長い寿命の猫ちゃんですね。 病気にかかりにくい体質のようなので、そのことが長命の理由かもしれませんね。 20年超えもあるかも。

     

    ヨーロピアンショートヘアーの入手方法や気になるお値段

     

    ネズミ取りが得意で運動好きな猫ちゃんのため、室内でも十分なスペースや遊具が必要ですよ。 いっぱい遊んであげましょう。

     

    入手方法は、タイミングがよければブリーダーさんの情報をネットなどで得ることが出来るかもしれませんが、ブリティッシュショートヘアーやアメリカンショートヘアーほど多くはありません。
    そのためヨーロピアンショートヘアーのお値段は3種類のなかでは高額で、40万円くらいの値が付く場合もあるそうです。 

     

    ヨーロッパでは大人気の飼い猫ですが、アメリカの団体にはまだ未登録で日本でも認知度は低いです。 いまもなお改良の研究がされているそうなので、これからの人気に期待の猫ちゃんです。